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地球温暖化対策が叫ばれる中、建築物や住宅にも「省エネ性能」が求められるようになっています。
今年4月からは建築物省エネ法改正に伴い、小規模建築でも省エネ性能の「説明義務制度」がはじまりました。
今回は、そんな改正省エネ法のおさらいや、弊社でおすすめの断熱玄関ドア「FACES DOOR」のご紹介をさせていただきます。
概要をわかりやすくまとめた資料もダウンロードいただけますので、ぜひ最後までお読みください。
地球温暖化対策が世界的に急務となっています。
地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定を踏まえ、日本では2030年度までに住宅・建築分野のCO2排出量を2013年度から40%削減することを目標としています。
その目標達成のため、建築物のエネルギー消費性能の向上を図ることを目的に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(以下、建築物省エネ法)」が2017年に制定されています。
建物の省エネ基準は大きく二つに分かれます
【外皮性能】断熱性能を高め、エネルギーのロスを削減
【一次エネルギー消費量】設備性能:エアコンや家電のエネルギー消費量を抑える
+創エネ性能:太陽光発電などでエネルギーを作る
これら基準で建物の省エネを目指すことで、建物からのCO2排出を削減でき、地球温暖化対策にも貢献できることになります。
しかし、現在、新築住宅においての省エネ基準の適合率は高くなく、省エネ住宅の理解も十分に広がっているとは言えません。
国土交通省 快晴建築省エネ法オンライン講座資料より
改正建築物省エネ法の概要 P6(https://shoenehou-online.jp/)
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そこで、建築主に省エネについて理解を深めてもらい、省エネ住宅を推進することを目的に、設計の際に建築士から建築主に対して、省エネ基準の適否等の説明を行う義務「説明義務制度」が300平米未満の住宅・建築物を対象に創設されました。
建築する住宅が省エネ住宅に適合しているか?適合しない場合はどのような措置が考えられるか?などを建築主に対して説明することが求められます。
省エネ基準の適合義務はまだありませんが、今後はより住宅の断熱性能が求められていくのは間違いありません。
省エネ住宅は高い断熱性能、効率的なエネルギー活用で、温室効果ガスの排出量を抑えることができます。
断熱性能が高い住宅は家の中でも温度差が少なく、家中を快適に過ごすことができます。
また、高効率な設備を備えることで、光熱費などランニングコストも抑えることができます。
環境・健康・家族のために、省エネ住宅を選んでいきたいですね。
省エネ住宅の評価は、外皮性能と一次エネルギー消費量の2つに分けられます。
外皮とは、建物の外部と内部の境界線(屋根や壁、開口、床など)を指します。
内と外で熱が出入りする外皮部分の断熱が、建物の断熱性能を左右します。
その中でも、窓やドアなどの開口部分の断熱性能はとても重要です。
一般に断熱と言うと、壁にどんな断熱材を使うか?という話題になりがちですが、ドアや窓など、開口部からの熱の流入・流出の割合は外壁の2.5倍*です。
一般社団法人 木を活かす建築推進協議会
〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応住宅省エネルギー 技術講習テキスト 基準・評価方法編 p15
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/shoenehou_assets/img/library/r2text_standard.pdf
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ですから、玄関ドアなどの開口部の断熱性能は、省エネ住宅において大変重要なのです。
豊富なデザインとアメリカンスタイルのデザイン、木ならではの素材感、そして現場で塗装してお使いいただける、という点で長年多くの方にご愛用いただいてきました。
木製だからこそ、現場で柔軟に加工が出来たり、様々なハンドルが取り付けられたり…様々なメリットがあります。
ただ、シンプソンドアは木製であるが故の悩みがございました。
それは、断熱性能の情報を提供できないという点です。
心材から面材まですべて木で構成されており、木の個体差などで性能には誤差が生じます。
また、ハンドルの加工や枠の組み立ては、弊社工場で職人が手作業で加工をしております。
そのため、枠を含めたドア全体の断熱性能の情報をご提供できないでおりました。
また、弊社ではシンプソンドアと並行してスウェーデンの「レクサンドーレン」という玄関ドアも提供して参りました。
レクサンドーレンの玄関ドアはチークの単板仕上、高い断熱性能を誇り、こちらも多くの方に長年ご愛用いただいています。美しい北欧デザインと、天然チークの木目を楽しめるのが特徴です。
ただ、断熱性能は国外基準での計測のため、国内基準での断熱性能を正確にお伝え出来ないでおりました。
また、カラーラインナップについては、お客様から「塗装できないの?」「ほかの色は無いの?」とご要望をいただくこともありました。
現代の玄関ドアとして求められる断熱性能を実現しつつ、木の質感と高いデザイン性。
そして塗装が可能…そんな玄関ドアを目指して開発したのが「FACES DOOR」です。
「FACES DOOR -Rise-」は熱貫流率1.27W/㎡Kを誇り、断熱等級H6をクリアしています。
ドアの内部に50㎜という厚い断熱材が充填されており、さらにパッキンで外気を遮断します。
表面は天然オークの突板仕上げで、30色の塗装仕上げをご用意しています。
木製ドアの質感を求める方にも満足していただける製品になっているはずです。
今回スタートした改正建築物省エネ法や、説明義務についてのまとめ、
それらを踏まえて弊社がご提案する「FACES DOOR -Rise-」について、わかりやすくまとめた資料をご用意いたしました。
ぜひ、ダウンロードいただき、玄関ドア選びのご参考になれば幸いです。
▼FACES DOOR -Rise-のWEBページはこちら
木質系高断熱玄関ドア FACES | 株式会社ナガイ
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