輸入玄関ドアの多くは、ドア枠の四方にウェザーストリップと呼ばれる
パッキン材が取り付けられています。
ドアを閉めたとき、このパッキン材が潰れることで
隙間を無くし気密性を保持するという構造になっています。
ドアを閉めるたびにパッキンが潰れるという構造上、
どうしても時間とともに劣化してきてしまいます。
また、ビニール系の素材ですので、年月とともに硬くなったり、縮んでしまったりします。
劣化したままだと、隙間風や腐食の原因にもなり得ます。
こんな症状を発見したら、早めにウェザーストリップを交換しましょう!
ウェザーストリップは通常溝に差し込まれているだけなので、
手やヘラ(スクレーパー)などで引き出すことができます。
劣化で溝の中に埋まってしまっている場合は、ヘラで掻き出すイメージです。
まれに当時の施工業者さんによって接着剤で固定されてしまっている場合があります。
その場合は無理に引き出すとドア枠を傷めてしまう場合があります。
慎重に取り外していきましょう。
まずは新しいウェザーストリップをカットします。
古いパッキンが縮んでいる場合は、少し長めにカットしましょう。
カッターやニッパーで切断できます。
縦枠のウェザーストリップは、上下端の差込部分を少し除いておきます。
こうするとで、上下枠との取り合いが良くなります。
あとは溝に差し込んで完了です。
潰れていたパッキンがよみがえりました!
交換したてはドアの開け閉めが固いですが、徐々になじんできます。
ひとくちにウェザーストリップと言っても、
製造メーカーや年代によって形状が異なる場合がございます。
現在弊社で取り扱いのウェザーストリップはこのような形です。
取り外してから互換性が無い!となると大変ですので、
ぜひ事前にご確認いただければと思います。
無料カットサンプルをお送りできますので、よろしければご依頼くださいませ。
お問い合わせフォームに「ウェザーストリップのカットサンプル希望」と
ご記入いただければ、10cm程度にカットしてお送りします!
▼お問い合わせフォーム
手間のかかるイメージの輸入建材ですが、
こういったこまめなメンテナンスをしていただくことで、
快適に・末永くお使いいただくことができます。
隙間風など、気になる点があればぜひ一度チェックしてみてください。
▼ネットでのご注文はこちら
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