お部屋の中には、常に空気が流れています。
家の中は、風が吹くだけでも壁との摩擦によって静電気が起きています。
この静電気が、壁にホコリを吸い寄せてしまうんです。
テレビの裏側や排気口のまわりなどが、いつの間にか黒ずんでいた!そんな経験はないでしょうか?
これも静電気によって吸い寄せられたホコリが原因なんです。
家電など静電気が発生しやすい場所、空気があつまる場所などは特に注意が必要です!
いつの間にかホコリの黒ずみが・・・ |
ホコリが溜まりやすい場所を思い浮かべてみてください。
テレビや時計、エアコンなど、プラスチック製品にホコリが溜まっているイメージはないでしょうか?
プラスチックは電気を通さない絶縁体であり、発生した電気を長く留めてしまうためです。
日本で多く使われているビニールクロスは塩ビ(PVC)が使用されており、実は静電気を発生させやすい壁紙と言えます。
エコフリースをはじめとするeternoシリーズは、パルプを主原料としています。
塩ビと比較すると、パルプは静電気が発生しにくい材料なんです。
静電気が発生しにくいということは、ホコリも寄せ付けにくい、ということ。
日々のお手入れにも嬉しい情報です!
では、本当にホコリを寄せ付けにくいのか?実際に帯電性を比較してみました。
繊維の研究機関に、帯電性の試験を依頼。
今回は「エコフリース」と多機能性壁紙「レミリア」、一般的なビニール壁紙を試験しました。
エコフリース、レミリア、ビニール壁紙 |
JIS L 1904:2014 帯電性試験方法 7.2 B法(摩擦耐電圧測定法)に基づき試験を実施 |
一般的なビニールクロスの帯電性が1800~1900のところ、レミリアは440~540、エコフリースが210という結果に。
試験結果からも、フリース壁紙がホコリを寄せ付けにくい、ということがわかりました!
弊社事務所のテレビの裏。レミリアが貼ってありますが、黒ずみもなくスッキリしています |
普段、壁の汚れを気にしなくていいのは、eternoシリーズの魅力です。
とはいえ、まったく帯電しないわけではありませんので、気になる部分はときおりお手入れをしてください。
ハンディモップなどを軽くかけるだけで十分です
エコフリースをはじめとするeternoシリーズは、水拭きできる壁紙です。
普紙クロスなど自然素材を主成分にした壁紙は水拭きNGなことも多いですが、eternoシリーズは耐久性の高さが特徴の一つ。
頑固な汚れが付いてしまった場合は、水拭きなどでお手入れしましょう。
いかがでしたか?
ほかにも、しつこい汚れの対処方法など、普段のお手入れ方法をまとめたQ&Aハンドブックをご用意しております。
お手入れについて疑問などありましたら、ぜひダウンロードしてご覧ください。
また、ほかにもお問い合わせなどありましたらお気軽にお寄せください。
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