塩ビ素材が一般的なインクジェットメディアの中で、フリース素材を選ぶメリットとは何でしょうか？
素材・施工性・表情など、ポイント別にご紹介します。
IMPRIMI FLEECE -インプリミフリース-とは？
エコで強靭なフリース素材
本製品はパルプ等の自然素材を主原料とし、強化のためのポリエステルを加えた壁紙用のフリース（不織布）です。
塩ビ系メディアと異なり、製造過程で加えられる可塑剤を使用していないので、人や環境にもやさしい安全性の高い出力用の環境壁紙です。
インプリミフリース
不燃認定を取得
フリース素材のインクジェットメディアとして日本初の不燃認定を取得し、様々な空間にお使いいただける壁紙です。
商空間、公共施設など、オリジナリティの高いデザインが求められる場面で、ぜひご活用ください。
インプリミフリース
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フリース素材のメリットとは？
やさしい質感
インプリミフリースのアップ
インプリミフリースはパルプを主原料としているため、非常にやさしい質感が特徴です。
パルプ繊維が折り重なることによってできる奥行き感も、ほかにはない特徴です。
また、テカリがなくマットな仕上がりで、高級感のある空間を実現します。
寸法安定性
インプリミフリースはポリエステル繊維が添加された強靭なフリース素材を基材にしています。
そのため伸縮が少なく、絵柄のずれが発生しにくく、施工性に優れています。
また、塩ビメディアとは異なり可塑剤等を使用していないため
経年変化でジョイントが開いてくる心配も少ない素材です。
絵柄がずれにくい
塩ビメディアの場合、施工時に絵柄が伸びてしまい、デザインの位置がずれてしまったり、端が切れてしまったりします。
塩ビメディアとインプリミフリースの絵柄ズレイメージ
壁一面で精密に絵柄を表現したい場合、再現性の高いインプリミフリースがおすすめです。
耐擦過性が高い
強靭なフリース基材は耐擦過性の高さも特徴です。
剥がれや破れに強いインクジェットメディアで、オリジナルのプリントを美しい状態で保つことができます。
※出力プリンターにより異なります。
参考記事
レジンタイプにも対応しました
レジンインクで印刷
これまで、ソルベント（溶剤）とラテックスのインクに対応しておりましたが、レジンタイプにも対応いたしました。
目的や用途に合わせて、様々なプリンター・インクをご使用いただけます。
※詳しくはお問い合わせください。
FSC®認証壁紙
インプリミの主原料であるパルプはFSCC®認証材及び、その他の管理された供給源からつくられています。 FSCC®マークが付いている製品を選ぶことは、森を大切にすることにつながります。
インプリミフリースをお選びいただくことで、グリーンビルディングにも貢献します。
フリース素材のデメリットとは？
塩ビと比較してコストは高め
材料・製造コストの違いから、塩ビメディアと比較するとコストは若干高めです。
美しい質感、環境配慮性などのメリット、そして美しい状態を永くお楽しみいただける耐久性など、
長期的・総合的にはコストパフォーマンスの高いインクジェットメディアであると考えています。
ぜひ、比較検討してみてください。
丁寧な施工が必要です
インプリミフリースは塩ビ製品のように発泡がないため、やや下地を拾いやすい製品です。
丁寧な下地処理をお願いいたします。
感覚としては、薄手のビニールクロスを施工する感覚です。
エンボスタイプをお選びいただくと下地を拾いにくくおすすめです。
また、エンボスによって壁紙自体の柔らかさも向上。扱いやすく、施工性もアップしました。
参考記事
カラーによってジョイントが見えやすい
基材のフリースは白色のため、切り口が見えると白い線になります。
印刷するカラー、見る方向、照明等によってはジョイントがわかりやすいことがあります。
特に濃色で色の濃淡の無い場所はやや目立ちやすいです。
フラットタイプのジョイント例
こちらもエンボスタイプをお選びいただくと、ジョイントが目立ちにくくなります。
エンボスタイプのジョイント例
参考記事
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印刷してご覧いただけますので、ぜひご利用ください。
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