今回はフリース素材のインクジェットメディア「インプリミフリース」の出力についてご紹介します。
インプリミフリースはフリース素材でありながら不燃認定を取得した壁紙用インクジェットメディアです。
インクもラテックス・溶剤・レジンに対応しており、状況に応じて最適なインク・プリンターをお選びいただけます。
今回は、実際に3タイプのプリンターで出力したインプリミをご紹介。プリンター選定のご参考になれば幸いです。
IMPRIMI FLEECE -インプリミフリース-とは？
エコで強靭なフリース素材
本製品はパルプ等の自然素材を主原料とし、強化のためのポリエステルを加えた壁紙用のフリース（不織布）です。
塩ビ系メディアと異なり、製造過程で加えられる可塑剤を使用していないので、人や環境にもやさしい安全性の高い出力用の環境壁紙です。
インプリミフリース
不燃認定を取得
フリース素材のインクジェットメディアとして日本初の不燃認定を取得し、様々な空間にお使いいただける壁紙です。
商空間、公共施設など、オリジナリティの高いデザインが求められる場面で、ぜひご活用ください。
インプリミフリース
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インプリミフリースの対応インクは？
ソルベント（溶剤）
溶剤系インクは薄い有機溶剤中に顔料が含まれたものになります。
発色が綺麗で、高精細な出力ができるのが特徴です。
ラテックス・レジン
ラテックスインクとレジンインクは、種類としては同じ熱硬化型樹脂インクにカテゴリされます。
溶剤系インクと水性インクのメリットを併せ持つインクで、水性インクでありながら耐久性も高いのが特徴です。臭いや有害成分の心配が少ないため、安全性や環境性に優れています。
速乾性も高く、扱いやすいインクと言えます。
それぞれ出力してみました
IMPRIMI FLEECE不燃認定に対応することが確認できているプリンター、ラテックスインク（HP Latex 700/800）、ソルベントインク（EPSON SC-S80650）、レジンインク（Roland DG TrueVIS AP-640）でそれぞれ出力を行いました。
出力したインプリミをiPhoneで撮影
それぞれインプリミフリースならではの、やさしくマットで美しい出力ができました。
その中でも、鮮やかな出力はソルベント、ラテックス・レジンインクは優しい表情での出力がされました。
また、インプリミフリースのフラットタイプ・エンボスタイプそれぞれに出力を行いましたが、出力の鮮明さにはほとんど差が出ませんでした。近くで見ないと違いはよくわかりません。
環境や状況に応じて選定いただけます
病院や公共施設では安全性の高いラテックス・レジンインク、高い再現性を求めるならソルベントなど、状況に応じて選定をいただけます。
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