ビニール壁紙からの貼り替えの場合は、通常通りまず表紙を剥がしてください。
そのあと、裏打ち紙の上からシーラー処理を行うことをおすすめしています。
シーラーに指定はありませんが、アク止めが必要な下地の場合はアク止めシーラーをおすすめします。
シーラー処理を行うことで、裏紙が下地と密着するほか、裏紙の浮きやパテカス・ビス頭等の不陸が目視しやすく、その後のトラブル防止につながります。
裏打ち紙に浮きがある場合はその部分を剥がしてパテ処理を行います。
シーラー後は浮きが目視しやすくなります
浮き部分は剥がす
パテカスやビス頭等で不陸がある場合も、サンダーがけをして平滑にしてください。
カスがあったら裏打ち紙を剥がして取り除く
裏打ち紙が均等に剥がれていない、段差ができている場所もパテ処理をしてください。
パテ処理
サンダーで平滑に
入隅にコーキング等が入っている場合は、一旦除去することをおすすめします。
コーキング部は除去
コーキングの上から壁紙を貼ると接着不良につながるほか、
入隅部がまっすぐに通りが出ない原因となってしまいます。
下地にカビがあった場合は、カビ取り剤で予めカビを取り除いてください。
ただし、カビの完全な除去・予防は難しく、再発のリスクもあります。
下地処理等のコツをご紹介しましたが、
感覚としては、「薄手のビニール壁紙」と同程度の施工難易度です。
いつもより少し下地に気を使っていただき、施工を行っていただけますと幸いです。
貼り替え時は、下地を拾いにくいレミリアのエンボス[LE8]をおすすめしております。
Lemilliur レミリア エンボス比較
LE8は当社eternoの中では比較的エンボスが大きめでありながら、しっかりと塗装の質感もお楽しみいただくことができ、実用性と意匠性のバランスに優れています。
LE8 離れれば目立たない程度のエンボスがあります
ぜひ、貼り替えの際はご検討ください。
製品サイトはこちら
ブログの内容をまとめた印刷用資料も作成いたしました。
お打ち合わせや検討資料にお役立ていただけますと幸いです。
貼り替え時にもご利用いただけるeternoシリーズの資料請求、お問い合わせをお待ちしております。
▼eternoシリーズの詳細はこちら
▼お問い合わせ・資料請求はこちら
関連商品
塗りで彩る機能性壁紙『Lemilliur -レミリア-』
「Lemilliur レミリア」は光触媒による抗菌・抗ウイルス機能のほか消臭、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド吸着など多くの...
タグ
リンクをクリップボードにコピーしました。
OK